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不眠症を飲み物で改善:お茶編 睡眠促進の正体はテアニン

お茶を飲む女性

テアニンが脳内をリラックス状態にしてくれる

不眠症対策として、お茶を飲むことは大変有効です。
実際に不眠に関係なく、お茶を飲むと何だか気持ちが落ち着き、気分がすっきりすると感じる人も多いはずです。
特に温かい飲み物は、それだけでリラックス効果があるため、じっくりと大事な話をしたいときにもおすすめです。
お茶が不眠の改善に効く理由は、「テアニン」を含んでいるからです。
これはお茶独特のうまみや渋み、甘み、苦みの要素で成り立っているもので、睡眠を促進させる効果があり、摂取することで脳神経に働きかけ、心身共に興奮を抑えてくれるのです。
さらに脳内をリラックス状態にして、アルファ波を出すので、入眠しやすくなります。
特に渋み成分「タンニン」は、「カテキン」とも呼ばれ、不眠症改善だけではなく、その効用は高く評価されています。
飲み方としては、1杯、多くても2杯までとし、入眠の30分ほど前に飲みましょう。
あまり多く飲み過ぎると、お茶に含まれるカフェインの利尿作用により、夜中に何回もトイレに起きることになり、逆に睡眠を妨げてしまうので注意が必要です。

ハーブティーは最も多くテアニンを含むお茶の1つ

お茶

テアニンを多く含むお茶は、麦茶やハーブティーです。できるだけ、神経を興奮させるカフェインが入っていないものを選ぶとよいでしょう。
ハーブティーは特有の心地よい香りが不眠症に効果を発揮します。
おすすめのハーブティーは次の通り。

カモミール

キク科の植物で高いリラックス効果が期待できます。
気持ちを落ち着かせてくれるので、世界中で愛飲されています。

ラベンダー

シソ科の植物で心地よい香りが有名です。
タンニンを多く含み、独特の香りで精神を安定させてくれます。
入浴剤にもよく使われる香りで、高いリラックス効果が期待できます。

ミント

シソ科の植物でハッカというと分かりやすいかもしれません。
スーッと鼻から抜ける清涼感が特徴でリフレッシュ効果に優れています。
イライラや不安を解消して、入眠しやすくしてくれます。
また、消化作用を促進するので、食べ過ぎによる不眠にもおすすめです。

チャイ

チャイとはスパイスを入れて煮出したミルクティーのことで、インドでは日本のお茶のような感覚で日常的に飲まれています。
チャイを作るときの材料は紅茶の茶葉のほか、ミルクとスパイスですが、チャイは快眠を誘う飲み物でもあります。
ホットミルクには睡眠ホルモン「メラトニン」を作りだす元となる「トリプトファン」が含まれており、スパイスに含まれるしょうがやシナモン、カルダモン、クローブなどにも身体を温めて眠りやすくする作用が期待できます。
特にしょうがとミルクを組み合わせは、体を温めて気持ちを落ち着かせてくれるため快眠に最適なのです。

詳しくはこちら→スパイス香る本格チャイの効能で体温を上げて睡眠改善!

オトギリソウ

タンニンを多く含み、薬草茶としてもよく飲用されています。
ほのかに甘く、くせがないので他のお茶とブレンドするのもおすすめです。
ストレス解消効果で快眠が期待できます。

セントジョーンズワート

近年注目を集めているハーブで更年期障害によるモヤモヤした気分を落ち着かせて、快眠に導いてくれます。
また、不眠症に効果が期待できるお茶として、古くから中国に伝わる漢方茶もおすすめです。

クコ茶

中国原産でカリウムやルチン、ビタミンB1、B2を含んでいいます。不眠症対策として飲む場合は、できるだけ新芽の葉っぱがおすすめです。

サフラン茶

精神を安静させる効果があるので、寝る前に気持ちをリラックスさせてくれます。

ナツメ茶

古くから香りを楽しんだり、入浴に利用したり、中国ではポピュラーなお茶です。
お風呂に入れることで保温効果が高まるので、心身共にリラックスさせ、睡眠の質がよくなります。

菊花茶

食用菊の花を乾燥させた漢方の1つで、菊の花の優雅な香りがリラックス効果を発揮します。

霊芝

中国では養命薬として珍重され、日本でも不老長寿に効果があるとして浸透しています。
特に更年期からくるイライラや不安を落ち着かせるので不眠にも効果が期待できます。
少しクセが強いため、他のお茶とブレンドしたほうが飲みやすいかもしれません。

最近注目度が急上昇のモリンガ茶も試してみては??

最後にもう1つおすすめのハーブティーを紹介します。

モリンガ茶

モリンガってあまり聞きなれませんよね?
モリンガはインドが原産の樹木で、奇跡の木(ミラクルツリー)とも呼ばれています。
何がミラクルなのかというと、その高い栄養価のため、太古の昔より「モリンガは300の病気を予防する」といわれ、5000年の歴史を持つと言われるインドの民間療法アーユルベーダにも記述されているそうです。
それゆえ「奇跡の木」「薬箱の木」「生命の木」「母の親友」などなど様々な二つ名で呼ばれ、世界中でハーブの王様として親しまれているようです。
栄養価はビタミン、ミネラル、アミノ酸など「90種類以上」を含んでいます。
その中でもギャバ(γ-アミノ酪酸)が大量に含まれており、これが不眠症の改善に有効と言えます。
ギャバは主に抑制性の神経伝達物質として機能している物質で、「血圧低下」「中性脂肪の抑制」等でも知られていますが、「リラックス効果」「安眠」にも効果を発揮するのです。
ギャバが足りなくなると精神を高ぶらせる効果のあるグルタミン酸の働きが強くなり、なかなか寝付けなくなります。
最近では不眠症の人は普通に眠れている人に比べて約30%ほど少ないとした研究結果が出ています。 一度減ったギャバは体内で生成されにくくなってしまうため、ギャバを大量に含むモリンガ茶などで補って上げることが有効な手段となります。

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