不眠症対策・改善119番
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不眠症解消グッズ5選 枕編

枕で寝る犬

枕が支える部分は睡眠と関係の深い副交感神経を司る脳幹

人間は1日の1/3を寝て過ごすわけですから、いかに質の良い睡眠を得られるかはとても重要だといえます。
そして、快適な睡眠を得るためには、自分に合った枕選びが大切です。枕は寝ている間、首を自然な状態で維持するという役割を担っており、枕が当たる部分は後頭部の首筋の脳幹というところです。
ここは、睡眠と深い関係を持つ、副交感神経をコントロールする部分で、非常に大切です。

理想の寝姿、S字姿勢を作るのに欠かせないのも”枕”

人が寝る時の理想の姿勢は、リラックスして立っている状態だといわれています。この時、首筋はまっすぐではなく、自然なS字を描いていることがわかります。
ですから、睡眠時にこの曲線がキープできれば、快眠できるというわけなのです。
このS字の姿勢は、体の再生活動や疲労の回復をスムーズに行うだけではなく、筋肉の疲労を最小限に抑え、脊椎への負担も少なくしてくれるのです。
そして、そのために欠かせないのが枕だといえます。そう考えると、枕が睡眠にどれだけ必要なものであるかがよくわかりますね。
不眠症の人は、意外に枕が原因だったということも少なくありません。
なかなか寝付けない、熟眠障害などの不眠症の症状がある人は、その対策として普段使っている枕を見直してみるとよいでしょう。

快眠を誘う理想的な枕の選び方

理想的な枕を選ぶ時のポイントは以下の5つです。

寝返りをうてる十分な横幅

人は寝ている間に何回も寝返りをうつものです。無意識にうつ寝返りが自由にできるほど、十分な横幅があるものがおすすめです。60cmくらいあればOKです。

ある程度の奥行

枕の奥行が足りないと肩がスースーしてしまうため、ある程度の奥行が必要です。40~50cmくらいが理想的です。

柔らかすぎず、硬すぎずの適度な硬さ

枕の硬さはとても大切な要素です。たとえば、柔らかすぎると頭が枕に沈み過ぎて、枕と頭の接触面がおお菊なるため、通気性が悪く蒸れてしまいます。反対に硬すぎると頭を支える安定性に欠けるので、眠りが浅くなってしまいます。適度な弾力と硬さのあるものがおすすめです。

理想の姿勢S字ができる高さ

枕の高さは、硬さと共にとても重要な要素となります。高すぎたり、低すぎたりすると、S字カーブが描けず、リラックス姿勢がキープできません。S字カーブができているかどうかは、実際に寝てみて確認すること、さらに自分では確認できないので、第三者に見てもらうとよいでしょう。

寝心地が大きく左右する素材選び

枕は素材によって寝心地が大きく変わってきます。一般的なのは、そばがらやポリウレタンフォーム、合成繊維など。それぞれ硬さやにおい、寝心地が異なりますので、まずは寝てみて、感触を確かめましょう。

枕選びで最もNGなのは、高い枕

首の骨が圧迫され、朝、起きた時に首痛や肩こりの原因になります。
特に手前が高い枕は、あごが上がり、いびきの原因となり、呼吸を妨げて呼吸器障害を招くこともあるので大変危険です。

不眠症対策・改善119番おすすめの枕3つ

では、おすすめの枕を3つご紹介しましょう。

耐圧を分散して首の負担を軽くする「低反発枕」

低反発枕

画像出典:テンピュール ミレニアムネックプロー

低反発枕はウレタン素材のものが主流派というのは皆さんも周知の通り。
その代名詞とも言えるのが「テンピュール」。
NASAが宇宙飛行士の負担を軽減するために開発したものを、スウェーデンの会社が商業化したものですが、今や低反発素材といえばテンピュールを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ゆっくりと沈み、ゆっくりと戻るのが特徴で独特の感覚があります。
柔軟性に優れており、寝る人の頭の形や姿勢に合わせて形状を変えるので、フィット感が得られます。
また、耐圧を分散してくれるので、首の負担が軽くなるというメリットを持っています。ただし、寒い時期には硬くなり、暑い時期には蒸れやすいという性質があります。

加齢臭が気になる人にもおすすめ「備長炭入り枕」

備長炭入り枕

出典:炭枕(すみ枕)ドクタースミス(Dr.smith)デオドラントケアRX

備長炭枕は、吸湿性、放湿性に優れ、消臭効果も期待できるので、加齢臭などにお悩みの方でも爽やかに寝ることができます。
また、マイナスイオンを放出するため、精神を鎮静させる効果も期待できます。
さらに、備長炭は人体にとって吸収しやすい遠赤外線も放出しています。それが作用し血行を促進、冷え性や肩こりなどを緩和をする効果にもつながります。

寝ぞうの悪い人でも安心の「ユニット枕」

ユニット枕

出典:ロフテー快眠の贈り物 「ロフテー枕ギフト」

最近、注目を集めているもので、枕の中が分割されており、自分の好みに合わせて高さを自由に調整できるところが大きな魅力です。
快適な高さや硬さは個人差が大きいので、自分好みにカスタマイズできるユニット枕は大変おすすめです。
ユニットまくらの、中が6つのユニットに分かれている構造は、 中身の偏りをなくすことにより首筋を優しく支えてくれます。
また、両サイドには適度な厚みを持たせることで寝返りにも対応しています。 寝ぞうの悪い人にもうれしい枕ですね。



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